「しくみ」を変える
16/11/08 11:32 |
日記



先日、六本木ミッドタウンの中にあるd-laboというところに
田中優さんのお話を聞きに行きました。
このd-labo、スルガ銀行がやってるスペースなんですが、
ミッドタウンの中にこんなとこが!??と驚きです。
写真がそれなのですが、誰でも入っていいんですよ。
ゆっくり本読んでていいんですよー。
またその本のセレクトが素敵
さて、田中優さんといえば、AP BANKや未来バンクで有名ですが、
今回は今年立ち上げた「中間法人 天然住宅」の共同代表のひとりとしてのお話でした。
http://www.tennen.org/index.shtml
どんなにそれが良いものでも、経済的事情で手を出せないという現状。
そういうシステムの社会に暮らしている私たち。
でも先日のお話は、目からウロコでした。
この「しくみ」の中で生きてるから、
いいことしたくても、なかなかそこから出れない。
でも「新しいしくみ」を作ったら、みんながそこに乗れる。
これは家だけの話じゃなく、
「シックハウスと林業と、その周辺のあらゆる問題を解決しようという壮大なプロジェクト」なのでした。
日本は海外から木材を大量に輸入して熱帯雨林を破壊している。
一方、日本の人工林は手入れされないために荒れてしまっている。
今のシステムでは、流通段階でどんどん価格が上乗せされているので、
建築用の木の価格は高くても、実際に山で木を伐り出す人々には、
充分まわらず、山の手入れもままならない。
天然住宅では、建築用の加工までを山側でやっちゃうのでちゃんとお金がまわる。
国産の杉を大切に使い、宮大工のような木材加工の技術が伝承される。
(多くの製材所では20%しか使わず、残りは捨ててしまうそうです)
その杉がまたすごくて、薬効が残る温度で乾燥させていて、細胞が生きてる!
強度としなやかさがあり、化学薬剤による防腐防カビ処理がいらない。
今、一般的に行われている効率重視の高温乾燥では、
木は強度をなくしてしまうそうです。
住宅って、大きな買い物なのに、寿命はそう長くはないよね〜。
でも伝統的な職人さんの技術を使えば、300年保つ家がつくれるんですね。
さぞかしお高いのだろ〜と思ちゃったんですけど、
そんなことはなく、大手住宅メーカーと同じくらい。
これから天然住宅バンクをつくって、
融資できるようにするというお話もされていました。
おもしろかったのが「生命保険」の話。
万が一に備えて、高額の保険料を払っている人が多いけれど
掛け捨てで充分じゃないか、積み立てはインフレに対応してないし、
その分、住宅ローンにまわしたら、価値の下がったお金があるより
住む家がある方が、よっぽど万が一に備えているよね、ということ。
ま、これはかなり大雑把にまとめてしまったけど
ちゃんと探せば安い保険がある、法律や医療制度をちゃんと調べたら
こんなことに対応してる、だから大丈夫という解説付きでした。
杉の「愛工房」の方が、最後に少しお話されましたが、
杉の良さを語られた時、も〜「愛」感じまくりで、涙出そうになりました。
輸入木材を1本でも使っているところには絶対卸さないとのことです。
日本中の杉の木さんたちが喜んでるよー!!
ちなみにこのd-laboに引き出しのようなロッカーがたくさんjあって、
今月一杯、この愛工房さんの杉等が、展示されているんです。
私はそのロッカーの1コに、ちょこっと絵を入れて(展示して)います。
(ちょっと私のは場違いな感じなんですけどネ)
d-laboはミッドタウンタワーの7Fにあります。
1FやB1の混雑がうそのように静かなとこなので、疲れたらお休みしに行くのにいいです。
http://www.d-labo-midtown.com/index.php
妖怪ちゃん
13/11/08 09:52 |
日記

この子は私の妖怪ちゃんです。
9月の終わり、妖怪博士の甲田先生のお話の後、
「妖怪お描きワークショップ」と題して、
自分の中の妖怪に会いに行き、絵を描くというのを
やらせて頂きました。
自分の中の妖怪とは、つまり「困ったちゃん」です。
イメージ誘導でその子に会いに行って、お話をし、
絵に描いたら、仲良くなれるんでないか?
和解したら、何か状況が変わるかも……という
ヒプノセラピーでやる「サブパーソナリティに会いに行く」に近いです。
私の中にいたのは、こういうミドリの子で、すごーく大きくて、
でんっとして動かないーっ
どうやら「やだ」「めんどくさい」「このままでいい」
と言っているようだ。
楽しげだし、いいのかもしれない。
でも、私の身体を重ーくしてるような感じ。
何に対してかわかんないけど、動くのをいやがってるんだよね。
せっかく描いたので、今後もっと仲良くなってやろう、と思って
部屋に貼りました。
先月、新しい棚を購入したので、机まわりをかなり整理して、
動かしたら、この子を貼る位置も少し変わりました。
そうしたら、妙に目が合うようになっちゃった!!
毎日のように「何?」と会話してしまう。
何か言いたげなんだもん…。
どうもねー、そろそろこの子をなんとかする時が来たって感じ。
変化の時みたいです。
先日、横浜すぴこんで、hana-sakuさんとフランチェスカさんと共に
ワークショップをやらせて頂きましたが、
ずっと自分がそういうことするの、ヘンだと思ってたんです。
パステルを使ったワークショップもそう思ってました。
次の扉を開く…というか、そういうのが怖かったんですね。
ただ自分の世界で絵を描いてればいーじゃん!て思ってたし、
ちょっとスピリチュアル系に関わるのって「コワ〜イ。私じゃだめです」って
思ってたんですー。
でもね、この1カ月の間にいろんなことがあって、
やっと「よ〜し!次をやろう」と思えてきました。
まだちょっとビビってますが。
これからいろいろ勉強も含めてやってみよう〜と思います。
何かおすすめのセッションとかあったら、教えてくださいね〜!